ペットボトルは、石油という地下に埋まっている液体から作られています。この石油を工場で加工して、透明で丈夫なプラスチック※1になるのです。そのプラスチックを機械で形作り、中身の飲み物を入れて、私たちのお店に届きます。つまり、ペットボトルは自然にあるものではなく、人間が作った製品なんですね。一本のペットボトルを作るのに、石油約88ミリリットルが必要だといわれています。これは想像するよりもずっと多いんです。だからこそ、使い終わった後の処分がとても大切になってくるんです。
ペットボトルリサイクルの流れは、実は私たちの行動から始まります。まず、飲み終わったペットボトルを分別して出すと、回収車が集めに来ます。集められたペットボトルは専門の処理施設に運ばれます。そこでは、まずラベルやフタを取り除き、ペットボトルを細かく砕いて洗い、プラスチックリサイクルの作業が本格的に始まるのです。
砕かれたプラスチックには驚くほど多くの生まれ変わりの道があります。新しいペットボトルに生まれ変わることもあれば、フリースなどの服やカバンの材料※2になることもあります。さらに、文房具やおもちゃ、建物の壁材など、別の製品の部品になることもあるんです。ここが大切な点です。リサイクルされたプラスチックは完全に新しい形で、もう一度私たちの生活に戻ってくるんですよ。
ペットボトルはとても便利な製品ですが、もし捨てたまま何もしなければ、地球上にずっと残ってしまいます。土に帰りにくいからです。実は、ペットボトルが完全に自然に帰るまでには約450年もかかるといわれています。これは人間の人生より長いんです。
しかし、リサイクルすることで、新しい製品を作るために必要な石油をほんの少しで済ませることができます。地球の資源を大切に使うことになるのです。さらに、ゴミを減らすことで、埋め立て地※3という捨てたゴミを埋める場所も必要なくなります。埋め立て地が増えすぎると、野生動物が住む場所がなくなってしまうんです。
私たち一人ひとりがペットボトルを正しく分別して出すことは、実は地球全体を守る行動につながっているんですよ。あなたが今日リサイクルに協力することが、遠い未来の地球を守ることになるのです。