皆さんが毎日使っているプラスチック製品。ペットボトルやプラスチックの袋、おもちゃなど、身の回りにたくさんありますね。このプラスチックを作るには、石油という地球の中から取り出す資源が必要です。でも、この石油はいつかなくなってしまう「限りある資源」なのです。
実は、世界中で毎年およそ3億トン以上のプラスチックが作られているんです。これは象の重さに換算すると、4000万頭分以上。すごい量ですよね。石油は今のペースで使い続けると、あと50年ほどでなくなってしまうという説もあるのです。
例えば、皆さんのお小遣いは毎月決まった金額ですよね。その中でやりくりして、大切に使わないとすぐになくなってしまいます。地球の資源も同じです。今、世界中の人たちが毎日たくさんのプラスチック製品を使っているので、地球の石油はどんどん減っています。だから私たちは、今あるものを大切に、何度も何度も使い直す必要があります。それが「プラスチックリサイクル」です。プラスチックリサイクルとは、使い終わったプラスチック製品を集めて、新しい製品に生まれ変わらせることなのです。
プラスチックリサイクルの仕組みを知ると、本当にすごいなって思います。使い終わったペットボトルやプラスチックの容器は、ゴミとして捨てるのではなく、リサイクル施設という場所に集められます。そこで、汚れを落とされて、細かく砕かれて、熱で溶かされます。そうすると、新しいプラスチック製品を作るための材料に変身するのです。
つまり、昨日まで飲んでいたジュースのペットボトルが、明日は違う形のプラスチック製品になっているかもしれません。新しい洋服の繊維になったり、新しい容器になったり、プラスチック製のベンチになったり、スニーカーになったりするんです。実は、多くのスポーツ選手が、リサイクルプラスチックでできたウェアを着ているんですよ。このように何度も何度も形を変えながら使い続けることで、新しい石油を使う量をぐんぐん減らすことができます。
驚くことに、プラスチック1本をリサイクルすると、石油をおよそ450ミリリットル(ジュースの缶くらい)節約できるんです。だから皆さんが正しくプラスチックリサイクルに協力することは、地球の貴重な資源を守ることにつながるのです。
「でも、自分一人が頑張っても意味ないんじゃ?」と思う人もいるかもしれません。でも、それは違います。世界には約80億人の人がいます。もし一人が一日1本のペットボトルを減らせば、1日で80億本のペットボトルが減るのです。これってすごくないですか?逆に言えば、一人の小学生の行動が、地球全体を変える力を持っているということなのです。
皆さんができることは、とても簡単です。プラスチック製品をゴミ箱に捨てるのではなく、リサイクルボックスに入れることです。飲み終わったペットボトルはつぶしてリサイクルボックスへ。プラスチックの容器も汚れをきれいに落としてから入れる。それから、できるだけプラスチック製品を使わないようにするのもいいですね。買い物のときは、エコバッグを使ったり、プラスチックの袋が少ないものを選んだり。こんな小さな行動の積み重ねが、地球の資源を守る大きな力になります。
実は、日本は世界でもプラスチックリサイクルが進んでいる国です。皆さんの「ちょっとした工夫」が、その進歩を支えているんですよ。プラスチックリサイクルに協力することで、皆さんは地球の未来を作る主役になれるのです。今日から、身の回りのプラスチック製品との付き合い方を見直してみませんか?