みなさんが毎日見ている牛乳パックやダンボール箱に、矢印がぐるぐる回っているマークがついていることに気づいたことはありますか?これが「紙マーク」です。このマークは、その製品が紙でできていて、リサイクル※1できますよ、という合図なんです。紙マークがついている商品は、牛乳パック、ジュースの箱、お菓子の箱、新聞紙、段ボール箱など、私たちの生活の中にたくさんあります。
実は、紙は何度も何度もリサイクルすることができる素晴らしい材料なんです。古い新聞紙は新しいダンボール箱に生まれ変わったり、使い終わった牛乳パックはトイレットペーパーや紙袋に変身したりします。紙マークを見つけたら、それは「もう一度生まれ変わることができる材料だよ」という印なので、ぜひ正しく分別※2して、リサイクルに協力してください。
一方、プラマークは、プラスチック製の容器や包装に付いているマークです。ペットボトルやプラスチックの食品トレー、レジ袋などに書かれています。プラマークも、プラスチックリサイクルができる製品である証です。ただし、プラスチックリサイクルは紙のリサイクルよりも少し複雑です。プラスチックにはいろいろな種類があって、例えば「PET」「PE」「PP」など、番号で分類されています。
「PET」はペットボトルに、「PE」はレジ袋に、「PP」はヨーグルトの容器に使われているように、それぞれの番号によってリサイクルの方法が変わるので、正しい分別がとても大切なのです。プラマークを見つけたときは、数字をチェックして、お父さんやお母さんに確認してもらいながら、正しく分別することが大切です。
紙マークとプラマークがついている理由は、とても大切な目的があります。それは、私たちが使った製品が無駄にならないようにするためです。地球の環境を守るために、新しい原料を取り出す量を減らし、すでに使った物をもう一度利用しようという考え方です。プラスチックリサイクルや紙のリサイクルを進めることで、森を守ったり、石油をあまり使わないようにしたりできるんです。
例えば、ペットボトル1本をリサイクルすれば、新しいペットボトルを作るための石油をたくさん節約できます。また、牛乳パック1000枚をリサイクルすれば、樹齢10年のヒノキの木1本分を守ることができるんです。このように、私たちが毎日の生活で正しく分別することは、地球の未来を守る大切な活動なのです。みなさんが毎日の生活で、これらのマークを意識して正しく分別すれば、小さな力かもしれませんが、それが集まると地球を救う大きな力になります。ですから、紙マークとプラマークを見つけたときは、「あ、これはリサイクルできるんだ」と覚えておいて、ご家庭のリサイクル活動に参加してくださいね。
※1 リサイクル:使い終わった物を集めて、新しい製品に作り替えること
※2 分別:ごみの種類ごとに分けて整理すること