みなさんは、小学校を卒業するときにランドセルはどうしていますか?多くの人は新しいランドセルに買い替えてしまいますが、実はそれはもったいないことなのです。ランドセルの多くはプラスチックでできています。プラスチックリサイクルという言葉を聞いたことがあるでしょうか。これは、使い終わったプラスチック製品を集めて、別の新しい製品に生まれ変わらせることです。例えば、古いペットボトルが新しいフリースに変わったり、プラスチック製のおもちゃが公園のベンチになったりします。でも、もっと簡単で地球に優しい方法があります。それが「リユース」です。リユースとは、プラスチックを新しくする前に、そのままの形で別の人に使ってもらうことです。お兄さんやお姉さんが使い終わったランドセルを弟や妹が使ったり、友達にあげたりすることが、実はプラスチックリサイクルよりも地球に優しい選択肢なのです。このように、ものを大事にして繰り返し使うことが、プラスチックごみを減らす最初の一歩になるのです。
プラスチックリサイクルには大切な役割がありますが、古いプラスチックを新しい製品に変えるには、工場でたくさんの電気が必要です。その電気を作るときに、地球を温かくしてしまう二酸化炭素という気体が出てしまいます。また、リサイクルする過程で、プラスチックが傷んでしまい、何度も繰り返しリサイクルできないという問題もあります。一方、ランドセルや筆箱、下敷きなどの学用品をそのまま次の人に渡すリユースなら、工場で新しく作り直す必要がありません。だから、電気もかかりませんし、新しいプラスチックを石油から掘り出す必要もないのです。つまり、リユースはプラスチックリサイクルを減らしても地球を守ることができる、とても効率的な方法なのです。実は、プラスチック問題を解決するためには、リサイクルだけでなく、最初から「ごみを減らす」という考え方が一番大切なのです。
プラスチックリサイクルについて学ぶことは大切ですが、自分たちでできることはもっと身近にあります。使わなくなったランドセルは、兄弟姉妹にあげたり、リユースショップに寄付したり、友達の家族に譲ったりできます。また、去年使った教科書ケースや定規、消しゴムなども、まだ使える状態なら後輩にあげることができます。学校のフリマーケットやリサイクル市場に出すのも良い方法です。さらに、プラスチック製のおもちゃも、自分が遊ばなくなったら、幼い兄弟姉妹や地域の子どもたちに譲ることで、新しく作られるおもちゃの数を減らすことができます。このように、みなさんが日常的にリユースを心がけることで、プラスチックリサイクルの施設にかかる負担を減らすことができるのです。大切なのは、「もう使わない=捨てる」ではなく、「もう使わない=誰かが使ってくれるかもしれない」という考え方を持つことです。身近なリユースの活動を通じて、みなさんは地球を守る環境活動に参加しているのだということを忘れずに、これからも大切にものを使い続けてください。