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古紙からトイレットペーパーへ:1トンで20本の木が救われる驚きのリサイクル全プロセス

古紙からトイレットペーパーができるまで

ポイント1:古い紙を集める最初のステップ

古紙リサイクル※1の第一歩は、私たちが毎日使った紙を集めることから始まります。新聞、雑誌、段ボール、このブログを印刷した紙など、いろいろな紙が回収されます。みなさんが学校で使った社会の教科書や、おうちで読んだ漫画も古紙になるんです。実は、日本全体では1年間に約800万トンもの古紙が回収されていて、これはすごい量なんですよ。大事なのは、この古い紙たちがゴミにならず、新しい命を得るということ。回収された古紙は、リサイクル工場という特別な工場に運ばれます。日本は紙のリサイクル技術がとても優れていて、世界の中でも古紙をリサイクルする割合が高い国なんです。だからこそ、みなさんが紙をリサイクルに出すことは、とても意味のある行動なんですね。

ポイント2:古紙をドロドロに変える工程

工場に着いた古紙は、まず大きな機械で細かく切られます。次に、温かいお水に浸(つ)けられてドロドロになります。これを「パルプ化※2」と呼びます。ここが一番大事なポイントです。古い紙に付いているインクや汚れを落とすために、さらに洗ったり、不要な部分を取り除いたりします。まるで、洗濯機で汚れた洋服を洗うのと似ていますね。工場の人たちは、特別な薬品を使って、インクをしっかり落とし、細かいゴミも取り除きます。このドロドロの状態になった紙の材料を、もう一度きれいにして、トイレットペーパーを作るのに最適な状態に整えるんです。実は、この方法はプラスチックリサイクルよりも環境に優しく、品質も保ちやすいのが大きな特徴です。なぜなら、紙は何度もリサイクルしても繊維が壊れにくいからなんですよ。

ポイント3:トイレットペーパーに生まれ変わる

準備ができたドロドロの紙は、大きな機械で薄く伸ばされ、熱で乾かされます。乾いた紙は、やさしく柔らかくするために、特別な加工が施されます。その後、くるくるロール状に巻かれて、私たちがおうちで使うトイレットペーパーになるんです。信じられないかもしれませんが、去年のカレンダーが、今年のトイレットペーパーになっているかもしれません。さらに驚くことに、古紙から作られたトイレットペーパーは、新しく木を使って作ったものと変わらないくらい白くて、肌触りも良いんですよ。このサイクルが完成することで、森の木をむやみに切らずに済みますし、環境も守ることができます。実は、1トンの古紙をリサイクルすると、約20本の大きな木を守ることができるんです。古紙からトイレットペーパーができるというのは、本当に素晴らしいリサイクルの例なんです。このようなリサイクルの仕組みを知ることで、みなさんも地球を守るための大切な一歩を踏み出すことができるんですね。

※1 リサイクル:使い終わったものを集めて、新しい製品に作り変えることです。
※2 パルプ化:固い物を柔らかく、バラバラの状態に変えることを言います。