みなさんは、ノートを使い終わったとき、まだ白いページがたくさん残っていることはありませんか?実は、多くの人がノートを途中で新しいものに変えてしまい、紙をムダにしているんです。紙はもともと木から作られます。一冊のノートを作るのに、どのくらいの木が必要だか知っていますか?実は、たった一冊のノートを作るのに、成長した木の一本分近くが使われることもあるのです。だから、木を大切にするために、ノートは最後のページまで使い切ることがとても重要なのです。
ノートを全部使い切るコツはいくつかあります。まず、「使う目的をはっきり決める」ことが大切です。例えば、算数専用、国語専用というように決めておくと、いろいろなノートを持つ必要がなくなります。次に、ノートの後ろから使い始めたり、両面をしっかり使ったりすることで、使えるスペースを増やすこともできます。さらに、使い終わったノートの余ったページには、日記や絵を描く、家計簿をつける、読書記録をまとめるなど、別の用途で活用する方法もあります。このように工夫することで、ひとつのノートを完全に使い切ることができるのです。
ノートを使い切った後、それはどこへ行くのでしょうか?答えは、ゴミとして処分される場合と、新しい製品に生まれ変わる場合があります。ここで大切なのが「リサイクル」という考え方です。
プラスチックリサイクルとは、使い終わったプラスチック製品を集めて、新しい製品に作り直すことです。ノートの表紙がプラスチックでできている場合、この表紙も適切にプラスチックリサイクルに出すことができます。驚くことに、リサイクルされたプラスチックは、文房具や洋服、さらには建設資材など、いろいろな製品に生まれ変わるのです。
紙も同じように、古い紙を集めて新しい紙製品に変える「紙のリサイクル」があります。新聞紙、段ボール、使い終わったノートなどが集められ、トイレットペーパーや新しいノート、はがきなどに生まれ変わります。一冊のノートが、次は別の誰かのノートになるかもしれないのです。学校や家庭で、ノートを「燃えるゴミ」として出すのではなく、「古紙回収」という専用の箱に入れることで、この素晴らしい循環が始まるのです。
紙を大切にし、ノートを最後まで使い切ることは、自分ひとりで頑張るだけでなく、周りの人にも広げることが大切です。もし友だちがノートを途中で新しいものに変えていたら、「最後まで使い切るといいよ」と教えてあげてください。家族の人にも、プラスチックリサイクルや紙のリサイクルについて説明し、使い終わったものを正しく分別することの大切さを伝えましょう。
学校全体で「使い切り作戦」を進めれば、多くの紙がムダなく活用され、それが集まると、かなりの量の木を守ることができます。また、プラスチックリサイクルに参加することで、プラスチックが海を汚したり、野生動物を傷つけたりするのを防ぐことにもつながり、地球の環境を守ることができるのです。小さな心がけが、大きな力になることを忘れずに。ノートを使い切ることから始まる、地球を守る活動に、今日からみなさんも参加してみてください。