# アップサイクルとリメイクの違いを正しく理解しよう
## ポイント1:リメイクってなに?古いものを新しくする方法
リメイクという言葉を聞いたことがありますか?リメイクとは、古くなったり、いらなくなったものを、別のものに作り直すことです。
例えば、お母さんの古いジーンズが、子ども用のバッグになったり、古いTシャツがぞうきんになったりすることがあります。これがリメイクです。リメイクでは、元のものの形や役割が大きく変わってしまいます。プラスチック リサイクルでも同じことが起こります。古いペットボトルが、全く違う形のプラスチック製品に生まれ変わることもあります。
リメイクの良いところは、ゴミになるはずだったものが、新しい命をもらえることです。でも、プラスチック リサイクルの場合、何度も作り直すたびに、プラスチックの質が少しずつ悪くなってしまうという問題があります。これを「ダウングレード」※1といいます。
※1 ダウングレード:品質が下がること。プラスチックの場合、繰り返しリサイクルすると、だんだん弱くなってしまいます。
## ポイント2:アップサイクルってなに?もっと価値のあるものに生まれ変わらせる方法
アップサイクルという言葉は、少し難しく聞こえるかもしれません。アップは「上へ」、サイクルは「循環」という意味です。つまり、アップサイクルとは、古いものを、元のものより価値のある、もっと素敵なものに作り直すことです。
具体的に説明しましょう。古いペットボトルを集めて、丈夫で素敵なバッグに作り変える場合を考えてみてください。元のペットボトルは飲み物が入っていた容器ですが、アップサイクルでは、より高い価値のあるファッションアイテムに生まれ変わります。これがアップサイクルの考え方です。
プラスチック リサイクルの方法の中でも、アップサイクルは特に注目されています。なぜなら、ただ処分するのではなく、新しい価値を作り出すからです。また、アップサイクルでは、プラスチックの質が落ちにくいという利点もあります。同じ種類のプラスチックを何度も繰り返して使うため、ダウングレードが少ないのです。
アップサイクル製品の例として、古いプラスチック容器から作られたスニーカーやアクセサリー、さらには家具なども存在します。これらは環境にやさしいだけでなく、デザインも素敵なものが多いのが特徴です。
## ポイント3:どちらが地球に優しいのか。私たちができることを考えよう
リメイクとアップサイクル、どちらが地球に優しいのでしょうか。実は、どちらも大切なのです。
リメイクは、ものを大切に使い続ける考え方です。古いものを新しいものにすることで、新しく物を作る必要がなくなります。新しく物を作るのには、たくさんの電気と水が必要です。ですから、リメイクでも、ものを捨てずに使い続ける点で、地球に優しいのです。
一方、アップサイクルは、さらにもっと素敵で価値のある物を作ります。だから、そのアップサイクル製品を長く大切に使ってくれる人が増えるのです。結果として、新しく物を作る必要がより少なくなります。プラスチック リサイクルの中でも、アップサイクルは、環境への負荷が少ない方法といえるでしょう。
私たちが今からできることは何でしょうか。まず、プラスチック リサイクルの大切さを理解することです。そして、古いプラスチック製品を正しく分別して、リサイクルに出すことです。家庭で、古いペットボトルやプラスチック容器を集めることから始めましょう。
さらに、できれば、自分たちでリメイクやアップサイクルに挑戦してみるのも良いでしょう。古いプラスチック容器を使って、自分だけのオリジナル作品を作ってみてください。そうすることで、環境問題について、もっと深く考えることができるようになります。
地球の未来は、私たち一人一人の小さな行動から始まるのです。