# プラスチックリサイクルの自由研究で地球を救おう!
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毎日、わたしたちはプラスチック製品に囲まれています。飲料水のボトル、お菓子の袋、おもちゃ…数えきれないほどありますね。でも、使い終わったプラスチックはどこへいくのか、考えたことはありますか?
実は、プラスチックは土に帰りません。埋め立てても何百年もの間、そのまま残ってしまうんです。想像してみてください。今、あなたが捨てたプラスチックが、あなたのひ孫の時代まで存在しているかもしれません。怖いですよね。
そこで大切なのが「リサイクル」です。リサイクルとは、使い終わったものを新しい製品に生まれ変わらせることです。プラスチックをリサイクルすることで、新しくプラスチックを作るために必要な資源(石油など)を減らすことができます。資源有効利用促進法※1という法律も、プラスチックなどの資源を上手に使い続けることの大切さを教えてくれています。
自由研究のテーマとして、「わが家の1週間のプラスチックゴミの量を調べる」というアイデアはいかがでしょう。すべてのプラスチック製品を集めて、種類ごとに分けて重さを測ってみてください。結果に驚くはずです。
プラスチックリサイクルがどのように行われているのか、その流れを理解することは素晴らしい研究になります。
まず、私たちが「プラスチックゴミ」として出したものは、収集車で回収されます。次に、リサイクル工場に運ばれて、汚れを落とすために洗浄されます。その後、細かく砕かれて、プラスチックペレット※2という小さな粒に加工されます。この粒は、新しいプラスチック製品を作るときの原料になるんです。
自由研究では、この「分別」という作業に注目してみましょう。プラスチックには種類があることをご存じですか?ペットボトルに書かれた「PET」、食品トレイの「PS」など、記号で種類が表示されています。リサイクル工場では、これらを分けることが重要な作業なんです。
実験として、おうちの人に手伝ってもらい、プラスチック製品を集めて、それぞれのマークを調べてみてください。どの種類が一番多いのか、グラフにまとめると研究がより分かりやすくなります。また、地域のリサイクル施設の見学ができれば、実際の流れを見ることができて、さらに素晴らしい自由研究になりますよ。
リサイクルは大切ですが、実は「そもそもプラスチックを使わない」「使う量を減らす」という考え方も重要です。これを「3R」と呼びます。Reduce(減らす)、Reuse(再利用する)、Recycle(リサイクルする)の頭文字です。
自由研究の最後のステップとして、「プラスチック削減プロジェクト」に挑戦してみてください。例えば、スーパーで買い物をするときに、プラスチック袋をもらわずにマイバッグを持参する、ストローを使わないようにするなど、小さなことから始められます。
資源有効利用促進法の精神に基づいて、地域の取り組みについても調べてみましょう。あなたの町では、プラスチックをどのように活用・リサイクルしているのか、市役所のホームページを見たり、直接聞いてみたりできます。
さらに、友達や家族にプラスチック削減のアイデアを教えてあげるポスターを作成すれば、あなたの研究は社会に役立つものになります。自由研究は知識を学ぶだけでなく、実際に行動することで、地球を守る手助けができるチャンスなのです。
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※1 資源有効利用促進法:日本の法律で、プラスチックなどの限られた資源を大切に使い、ゴミを減らすことを目指しています
※2 プラスチックペレット:リサイクル工場で細かく砕かれたプラスチック製品。これが新しい製品を作るときの原料になります