みなさんは、「資源有効利用促進法」という言葉を聞いたことがありますか?これは、物を作る会社が資源を無駄にしないように、国が決めたルールのことです。
私たちの身の回りにある物は、地球の資源を使って作られています。でも、資源には限りがあるので、大切に使わないといけません。特に、プラスチックは便利な素材ですが、たくさん使われすぎて環境に悪い影響を与えています。
そこで、工場では資源を無駄にしないように、いろいろな工夫をしています。例えば、物を作るときに出る端材(はざい:使わなかった部分)を別の製品に使ったり、使い終わった製品を回収して新しい物を作ったりしています。
プラスチックは、捨てられると分解されるまでにとても長い時間がかかります。そのため、工場では使い終わったプラスチック製品を集めて、新しい製品に生まれ変わらせる「リサイクル」という取り組みを行っています。
例えば、ペットボトルを集めて砕いて、新しいペットボトルや洋服の素材にしたり、プラスチックのおもちゃを集めて溶かして、新しいおもちゃや文房具を作ったりしています。
このように、一度使ったプラスチックを捨てずに再利用することで、新しい資源を使う量を減らすことができます。また、ゴミの量も減らせるので、環境にやさしい取り組みなのです。
工場だけでなく、私たち一人一人も資源を大切に使う努力ができます。例えば:
1. 使い終わったペットボトルやプラスチック容器は、きれいに洗ってリサイクルに出す
2. 買い物に行くときは、エコバッグを持っていき、レジ袋をもらわない
3. 物を大切に使い、壊れたらすぐに捨てずに、直して使えないか考える
4. 使い捨ての物よりも、繰り返し使える物を選ぶ
こうした小さな行動が、資源を守ることにつながります。みんなで協力して、地球にやさしい生活を心がけましょう。
資源有効利用促進法は、会社や工場だけでなく、私たち一人一人が資源を大切にすることの大切さを教えてくれています。みんなで力を合わせれば、きっと未来の地球はもっと素敵な場所になるはずです。