みなさん、学校給食で使うお皿やスプーンって、プラスチックでできているものが多いですよね。でも、これをほかの材料に変えることで、プラスチックを減らすことができます。
例えば、木でできたお箸や竹でできたスプーンを使うのはどうでしょうか。木や竹は自然の中で分解されるので、環境にやさしいんです。また、ステンレス製のお皿やカトラリー(フォークやスプーンなど)を使うのも良いアイデアです。ステンレスは長持ちするので、何度も使えます。
紙でできた使い捨ての食器を使うのも一つの方法です。紙は土の中で分解されやすいので、プラスチックよりも環境への負担が少ないんです。
プラスチックを完全になくすのは難しいかもしれません。そこで大切になるのが、プラスチック リサイクルです。リサイクルとは、使い終わったものを新しいものに作り変えることです。
給食で使ったプラスチック容器を、きれいに洗って分別することから始めましょう。分別されたプラスチックは、リサイクル工場で新しい製品に生まれ変わります。例えば、ペットボトルからできた服や、プラスチック容器から作られたプランターなどがあります。
学校でプラスチック リサイクルの仕組みを作ることで、みんなで環境を守る意識を高めることができます。リサイクルボックスを設置したり、リサイクルについて学ぶ授業を行ったりするのも良いでしょう。
プラスチックごみを減らす一番簡単な方法は、使い捨ての物を使わないことです。給食では、毎日使い捨ての容器やスプーンを使うのではなく、洗って何度も使える物を選びましょう。
例えば、各自がマイ箸やマイスプーンを持参するのはどうでしょうか。自分の好きな柄や色のものを選べるので、楽しく使えますね。また、学校で保管できる食器セットを用意して、毎日それを使うのも良いアイデアです。
使い捨てのラップの代わりに、布や蜜蝋(みつろう)でできたラップを使うのも環境にやさしい方法です。これらは洗って何度も使えるので、プラスチックごみを減らすことができます。
みなさんの小さな行動が、大きな変化を生み出します。学校給食でプラスチックを減らすことで、地球環境を守ることにつながるんです。プラスチック リサイクルや、繰り返し使える物を選ぶことを心がけて、みんなで協力して環境にやさしい給食を作っていきましょう!