お家でお皿やコップが割れてしまったことはありませんか?ほとんどの場合、割れた陶器はゴミ箱に捨てられてしまいます。でも実は、その割れた陶器の破片は、新しいアート作品の主役になれるんです。陶器の破片を集めて、モザイクアート※1という方法で新しい作品に生まれ変わらせることができます。
モザイクアートは、小さな破片をたくさん並べて大きな1つの絵や模様を作る方法です。陶器の破片は色や形がいろいろだからこそ、その違いを活かすことで、世界に1つだけの素敵な作品ができあがります。壊れたと思っていたものが、実は新しいアート作品の主役になる。これってすごくおもしろいと思いませんか?
プラスチックリサイクルという言葉を聞いたことがありますか?これは、使い終わったプラスチック製品を集めて、新しい製品に作り直すことです。実は、陶器の破片を使ったモザイクアート作りも、全く同じ考え方なんです。
私たちの地球には、限られた資源しかありません。石油からプラスチックを作ったり、土から陶器を焼いたりするのに、たくさんの自然の恵みを使っています。だから、もう使わなくなったものを新しい形で活用することがとても大切なんです。プラスチックリサイクルと同じように、陶器の破片を再利用することで、新しい資源を作る手間とエネルギーを大きく減らすことができます。これは「もったいない」という日本の大切な心につながっているんです。
陶器の破片を使ったモザイクアート作りの面白さは、壊れたものも工夫次第で新しい命が吹き込まれるということを、自分の目で見て、手で感じることができるところです。教科書で「リサイクルは大切」と読むだけでなく、実際に自分で壊れたものを作り直すと、その大切さがより深く心に響きます。
破片の色を選んだり、どこに置くかを考えたり、全体のデザインを工夫したり。こうした作業をしていると、自分たちが毎日使うプラスチック製品も、同じように大事にされるべきものだと気づけます。モザイクアート作りは、楽しいだけでなく、地球環境のことを真剣に考える素晴らしい機会になるんです。
モザイクアート作りを通じて、みなさんもリサイクルの力を感じることができます。割れた陶器やタイルがあれば、家族と一緒にアート作りに挑戦してみてください。もし陶器がなければ、カラフルな紙を小さく切って同じように作ることもできます。プラスチックの容器や古い布など、身の回りにはリサイクルできるものがいっぱいあります。小さな工作から始まる、大きな環境への思いやり。それが、未来の地球を守る第一歩なんです。
※1 モザイクアート:小さな色つきの石やタイル、陶器の破片などを組み合わせて、1つの大きな美しい作品を作る芸術表現のこと。古代から世界中で愛されている伝統的な技法です。