みんなのお家に、弾かなくなったギターやピアノってありませんか?そういう楽器たちが、実は素敵なものに生まれ変わっているんです。例えば、古いアコースティックギターの中身をくり抜いて、そこに土を入れると、素敵な植木鉢になってしまいます。ギターの形のまま花を植えると、とてもかっこいいプランターが完成するんです。ピアノの鍵盤も同じで、黒と白の美しい色を活かして、壁に飾る装飾品に変えることができます。
このような古い物を新しい物に変身させることを「アップサイクル」と呼びます。プラスチックリサイクルと違う点は、プラスチックは細かく砕いて新しい製品に生まれ変わりますが、アップサイクルは元の形や美しさをそのまま活かして、別の用途で活躍させるということです。楽器のアップサイクルとプラスチックリサイクルは、どちらも「捨てないで大事に使う」という環境を守る素晴らしい考え方なのです。何かを捨てるのではなく、新しい形で活躍させるというのが大事なのです。
ドラムも素敵に変身する楽器の一つです。ドラムの樽の部分は、丸くて丈夫な形をしているので、サイドテーブルやスツール(椅子のこと)に変えることができます。また、中に電球を入れると、オシャレなランプにもなってしまいます。
このような工夫は、プラスチックリサイクルの考え方と同じです。プラスチックを小さく砕いて再利用するのではなく、元の形や特徴を活かしながら、新しい使い道を見つけることも、環境を守る大切な方法なのです。家具や照明という新しい命を得たドラムを見ると、捨てるなんてもったいないと気づきますね。
バイオリンやフルートといった小さな楽器も、素晴らしい芸術作品に変わります。複数のフルートを壁に並べて飾ると、壁全体が音楽テーマのアート作品になります。バイオリンは、壊れてしまったものでも、その美しい形を活かして、壁掛けの装飾品にすることができます。
捨てられるはずだった物を新しい形で活躍させることは、実はプラスチックリサイクルと同じくらい大事な環境活動です。プラスチックリサイクルは素材を細かく砕いて生まれ変わらせますが、楽器のアップサイクルは、その価値や美しさをそのまま活かす方法です。どちらも、モノを大事にする心が込められているのです。
みんなのお家の中にも、捨てようと思っていた物がたくさんあるかもしれません。まずは、その物がどんな新しい使い道を持つことができるのか、家族や友達と一緒に考えてみてください。こうした「もったいない」という気持ちを大事にすることが、環境を守るための第一歩になるのです。古い楽器だけでなく、プラスチック製品も含めて、私たちの周りの物すべてを大事に活かす工夫を、みんなで一緒に始めてみませんか?