プラスチックの再生・原料・マテリアルリサイクルの事なら、どんな事でもご相談ください
進栄化成株式会社
TEL: 03-3849-3600
9:00~18:00(月〜金)

プラスチックリサイクルが地球を救う!小学生でもできる3つの行動とその仕組み

# プラスチックリサイクルについて学ぼう!

## ポイント1:プラスチックはどうしてリサイクルが必要なの?

毎日、私たちの生活の中でプラスチックを使っています。お弁当の容器、ペットボトル、おもちゃなど、数えられないくらいたくさんありますね。でも、使い終わったプラスチックはどうなると思いますか?

もしリサイクルしなければ、すべてのゴミが埋め立て地に捨てられてしまいます。埋め立て地というのは、ゴミを埋める場所のことです。プラスチックは自然に分解されるのに何百年もかかってしまいます。つまり、今、ゴミ捨て場に捨てたプラスチックが、ひいおじいさんの時代になっても地球に残っているということです。

それだけでなく、海に流れ出たプラスチックは、お魚さんやクジラなどの海の生き物に危険です。だから、「資源有効利用促進法」という法律があります。これは、「プラスチックなどの資源※を大事に使いましょう」という約束のことです。※資源とは、プラスチック、金属、紙など、もう一度使える貴重なものを指します。

プラスチックをリサイクルすることで、新しいプラスチック製品を作るときに必要な石油を減らすことができます。石油は限られた貴重なものなので、大切に使う必要があります。

## ポイント2:プラスチックはどうやってリサイクルされるの?

では、実際にどのようにプラスチックがリサイクルされるのか説明しましょう。

まず第一歩は、私たちが正しく分別することです。プラスチック製品には「プラ」と書かれたマークがついています。これが付いているものは、リサイクルできるプラスチックです。家庭で分別(ぶんべつ)※したプラスチックは、回収車で集められます。※分別とは、ゴミを種類別に分けることです。

次に、ごみ処理施設という場所に運ばれます。ここは、ゴミを処理する工場のようなものです。ここで、汚れたプラスチックをきれいに洗います。お風呂に入るようなイメージですね。その後、色ごとに分けたり、大きさを揃えたりします。

その次のステップが、プラスチックを細かく砕く作業です。砕かれたプラスチックは「ペレット」と呼ばれる小さい粒になります。これらの粒は、新しいプラスチック製品を作る工場に送られます。

工場では、このペレットを熱で溶かして、新しいペットボトルやプラスチック製品に生まれ変わらせます。これぞが「リサイクル」の魔法なのです!もしかしたら、あなたが今使っているプラスチック製品は、昨年だれかが捨てたプラスチックから生まれたものかもしれません。

## ポイント3:私たちにできることは何か?

資源有効利用促進法を支える大切なことは、私たち一人ひとりの行動です。大人たちだけでなく、小学生のみなさんにもできることがたくさんあります。

一つ目は「正しく分別する」ことです。プラスチックを捨てるときは、汚れを落とし、クリーニング※できるものはきれいに洗ってから、指定されたゴミ袋に入れましょう。※クリーニングとは、汚れを落とすために洗うことです。これだけで、リサイクル施設での処理がぐんと楽になります。

二つ目は「プラスチックをなるべく使わない」工夫です。例えば、買い物に行くときはエコバッグを持って行く、ペットボトルではなく水筒を持ち歩くなど、小さなことが大事です。

三つ目は「長く使う」ことです。プラスチック製のおもちゃやボトルは、できるだけ長く大切に使いましょう。壊れた時は、すぐに新しいものに替えるのではなく、修理できないか考えることも大切です。

さらに、友達や家族に「リサイクルって大事だよ」と話すことも、とても大切な行動です。みんなが正しく分別して、プラスチックを大事にすれば、地球はもっときれいになります。

私たち小学生の行動が、これからの地球をきれいにしていくのです。資源有効利用促進法という法律があるのは、地球の未来を守るためなのです。一緒にプラスチックリサイクルを頑張りましょう!