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「建物の第二の人生!建設リサイクル法で学ぶ、身近なエコ活動のススメ」

建設リサイクル法って何だろう?

みなさん、建物が古くなって壊すときのことを考えたことはありますか?実は、建物を壊すときには、たくさんのゴミが出てしまうんです。でも、そのゴミの中には、まだ使えるものがたくさんあります。そこで、建設リサイクル法という法律ができました。この法律は、建物を壊すときに出る材料を、できるだけ再利用しようというものです。

1. 建物の材料はどんな旅をするの?

建物を壊すと、コンクリートや木材、金属などいろいろな材料が出てきます。これらの材料は、そのままゴミになるのではなく、リサイクルの旅に出かけます。

まず、壊した建物の材料を種類ごとに分けます。これを「分別」といいます。分別された材料は、それぞれリサイクル工場に運ばれます。工場では、材料をきれいにしたり、細かく砕いたりして、新しい製品の材料として使えるようにします。

例えば、コンクリートは砕いて道路の材料になったり、木材はチップにして紙の原料になったりします。こうして、建物の材料は新しい姿に生まれ変わるのです。

2. なぜリサイクルが大切なの?

リサイクルをすることで、私たちの地球にやさしくなれます。新しい材料を作るよりも、古い材料を再利用する方が、自然の資源を大切にできるからです。

また、ゴミを減らすことができるので、ゴミ処理場がいっぱいになるのを防げます。さらに、新しい材料を作るときに出る二酸化炭素(地球温暖化の原因になるガス)も減らせるので、地球温暖化を防ぐことにもつながります。

資源有効利用促進法という法律もあって、これは建設リサイクル法と同じように、資源を大切に使おうという考えの法律です。この法律では、建物の材料だけでなく、いろいろな物のリサイクルを進めようとしています。

3. みんなにできることは?

建設リサイクル法は、大きな建物を壊すときの法律ですが、私たちの日常生活でもリサイクルは大切です。

例えば、プラスチックのおもちゃやペットボトルなども、きちんと分別して捨てることで、リサイクルできます。使い終わったものを「ゴミ」と思わずに、「次の製品の材料」と考えてみましょう。

また、物を大切に使うことも重要です。おもちゃを丁寧に扱ったり、服を長く着たりすることで、ゴミを減らすことができます。

リサイクルは、みんなで協力することが大切です。家族や友達と一緒に、リサイクルについて話し合ってみるのもいいですね。どうすればもっとリサイクルできるか、アイデアを出し合ってみましょう。

建設リサイクル法や資源有効利用促進法は、大人の人たちが決めた法律ですが、その考え方は私たちの日常生活にも活かせます。みんなで力を合わせて、地球にやさしい生活を心がけていきましょう。