みなさんの家にある古い新聞やノート、段ボールなどの紙はとても大切な資源です。これらの紙は「ポストコンシューマリサイクル」(使い終わった製品を再利用すること)の材料になります。
まずは、家族と協力して古紙を集めましょう。新聞紙、雑誌、コピー用紙、段ボールなど、いろいろな種類の紙を集めてください。ただし、油や食べ物がついた紙、ビニールコーティングされた紙は使えないので気をつけてね。
集めた古紙は種類ごとに分けて、きれいにしておくことが大切です。これで、新しい紙を作る準備の第一歩が完了です!
次に、集めた古紙をパルプ(紙のもとになる繊維)にします。これは少し難しいので、大人の人に手伝ってもらいましょう。
1. 古紙を小さく切ります。
2. 水を入れたバケツに古紙を入れ、一晩つけておきます。
3. ミキサーに水と古紙を入れて、ドロドロになるまでかき混ぜます。
これで、パルプの完成です!パルプは新しい紙を作るための大切な材料になります。ポストコンシューマリサイクルの過程で、古い紙から新しい紙の材料ができあがったんですね。
最後に、パルプから新しい紙を作ります。これが一番楽しい工程かもしれません!
1. 大きな容器に水を入れ、パルプを加えてよく混ぜます。
2. 金網(あみ)を使って、パルプの液をすくいます。
3. 水を切って、平らな場所で乾かします。
乾いたら、新しい紙の完成です!自分で作った紙にクレヨンや色鉛筆で絵を描いたり、手紙を書いたりしてみましょう。
ポストコンシューマリサイクルを通じて、古い紙から新しい紙ができる過程を体験できましたね。このように、使い終わったものを新しいものに生まれ変わらせることで、地球の資源を大切に使うことができます。
みなさんも、日常生活でリサイクルを心がけてみてください。古紙だけでなく、ペットボトルやアルミ缶なども、分別して捨てることで新しい製品に生まれ変わります。一人ひとりの小さな行動が、大きな環境保護につながるんです。
ポストコンシューマリサイクルは、難しそうな言葉ですが、要するに「使い終わったものを再利用する」ということ。みんなで協力して、リサイクルを進めていけば、もっともっと地球にやさしい社会になるはずです。
さあ、今日から家族や友達と一緒に、リサイクルについて考えてみましょう。古紙から新しい紙を作る体験を通じて、物を大切にする心と、環境を守る意識が育つといいですね。みなさんの小さな行動が、未来の地球を守る大きな力になるのです!