春になると、お花見やピクニックなど、外で楽しむ機会が増えますね。そんな時期には、プラスチック製のお弁当箱やペットボトルなどのごみが増えがちです。
春のプラスチックリサイクルで大切なのは、使い終わったら洗ってからごみに出すことです。特に、お弁当箱や飲み物の容器は、中身が残っていると臭いがしたり、虫が集まったりしてしまいます。きれいに洗って乾かしてから、決められた日にごみ出しをしましょう。
また、春は新学期の準備で文房具を買い替えることも多いですね。使い終わった文房具のケースなども、プラスチックごみとして出せることが多いです。ただし、金属やゴムなどが付いている場合は、できるだけ取り外してから出すようにしましょう。
暑い夏には、アイスクリームの容器や飲み物のペットボトルなど、冷たいものを入れるプラスチック容器が増えます。これらのプラスチックごみは、熱で溶けたり変形したりしないように注意が必要です。
特に気をつけたいのは、アイスクリームの容器です。中に残ったアイスクリームが溶けて、べたべたになってしまうことがあります。こういう時は、水で軽く洗ってから乾かしてごみに出すようにしましょう。
夏休みには、海や川に遊びに行く機会も多いですね。そんな時に使ったビーチサンダルやプラスチック製の水遊び道具なども、使えなくなったらプラスチックごみとして出せます。ただし、大きすぎるものは、決められた大きさに切ってから出す必要があるかもしれません。分からない時は、大人の人に聞いてみてくださいね。
秋になると、運動会やハロウィンなどのイベントが増えます。この時期は、お弁当を入れるプラスチック容器や、仮装に使うプラスチック製の小物などが増えるでしょう。
これらのプラスチックごみは、使い終わったらすぐにごみ箱に入れるのではなく、きれいに洗って乾かしてから出すようにしましょう。特に、食べ物が付いたままのプラスチック容器は、カビが生えたり虫が集まったりする原因になります。
冬になると、風邪やインフルエンザの季節。使い終わった薬のプラスチック容器も、プラスチックごみとして出せます。ただし、中身が残っている場合は、薬局に持っていって処分してもらうのが安全です。
また、クリスマスやお正月の飾りにも、プラスチック製のものがたくさんありますね。これらも使わなくなったら、プラスチックリサイクルに出せます。ただし、電池や電球が付いているものは、それらを取り外してから出すようにしましょう。
プラスチックリサイクルは、季節によって出るごみの種類が変わります。でも、どの季節でも大切なのは、「きれいに洗って、乾かしてから出す」ということです。これを守れば、プラスチックごみをリサイクルして、新しい製品に生まれ変わらせることができます。
みんなで協力して、プラスチックリサイクルを進めれば、地球にやさしい生活ができますね。季節ごとに、どんなプラスチックごみが出るか考えながら、正しい出し方を心がけましょう。