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進栄化成株式会社
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「プラスチックの浮沈実験!家族で楽しむエコ教室」

プラスチックの浮き沈みを調べよう!

1. プラスチックの種類によって浮いたり沈んだりする

みなさんは、プラスチックが水に浮くのか沈むのか考えたことはありますか?実は、プラスチックの種類によって、水に浮いたり沈んだりするんです。これは、プラスチック リサイクルをする時にとても大切な性質なんですよ。

例えば、ペットボトルやポリエチレンの袋は水に浮きます。一方で、おもちゃのブロックに使われるABS樹脂(じゅし)は水に沈みます。これは、プラスチックの密度(みつど)という、物の重さと大きさの関係が関係しています。

密度が水より小さいプラスチックは浮き、大きいプラスチックは沈むんです。この性質を使って、プラスチック リサイクルの時に、違う種類のプラスチックを分けることができるんですよ。

2. 簡単な実験で確かめてみよう

この浮き沈みの違いは、家でも簡単に実験できます。必要なものは、透明な容器と水、そして身の回りにあるいろいろなプラスチック製品です。

1. 透明な容器に水を入れます。
2. 集めたプラスチック製品を一つずつ水に入れます。
3. 浮くものと沈むものを分けて記録します。

この実験を通じて、プラスチックの種類による違いを自分の目で確認できます。これは、プラスチック リサイクルの基本的な分別方法と同じなんですよ。

実験の結果、ペットボトルやプラスチック袋は浮き、CDケースやおもちゃの部品は沈むことがわかるでしょう。これらの違いを知ることで、プラスチック リサイクルへの理解が深まります。

3. プラスチック リサイクルと浮き沈みの関係

プラスチック リサイクルの現場では、この浮き沈みの性質を利用して、異なる種類のプラスチックを効率よく分別しています。大きな水槽に細かく砕いたプラスチックを入れ、浮いたものと沈んだものを分けるんです。

この方法を使うと、同じ種類のプラスチックをまとめることができます。同じ種類のプラスチックをまとめることで、新しい製品を作る時に使いやすくなるんです。

例えば、浮いたペットボトルは集めてリサイクルし、新しいペットボトルや洋服の繊維になります。沈んだプラスチックは、プランターや文房具などに生まれ変わります。

このように、私たちが家庭で分別したプラスチックは、その特性を活かしてリサイクルされています。プラスチック リサイクルは、資源を大切に使い、地球環境を守るためにとても重要なんです。

みなさんも、家でプラスチックを分別する時に、「これは浮くかな?沈むかな?」と考えてみてください。そうすることで、プラスチック リサイクルについての理解が深まり、環境を守る活動に参加している実感が湧くはずです。

さあ、今日からプラスチックの浮き沈みを意識して、楽しくプラスチック リサイクルに取り組んでみましょう!