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プラスチック探偵になろう!楽しい実験で学ぶリサイクルの秘密

プラスチックの種類を実験で見分けよう!

1. プラスチックの特徴を知ろう

みなさん、身の回りにはたくさんのプラスチック製品がありますね。ペットボトルやおもちゃ、食器など、様々なものがプラスチックでできています。でも、全てのプラスチックが同じというわけではありません。プラスチックには色々な種類があり、それぞれ特徴が違うんです。

プラスチック リサイクルをする時、この違いがとても大切になります。同じ種類のプラスチックをまとめてリサイクルすることで、新しい製品を作りやすくなるからです。だから、プラスチックの種類を見分けることができると、リサイクルにとても役立ちます。

それでは、どうやってプラスチックの種類を見分けるのでしょうか?実は、簡単な実験をすることで、プラスチックの種類がわかるんです。科学者になった気分で、一緒に実験してみましょう!

2. 水に浮くか沈むかで見分けよう

最初の実験は、水に浮くか沈むかを調べることです。これは、プラスチックの重さ(密度)の違いを利用した方法です。

用意するもの:
– 水を入れた容器
– 調べたいプラスチック片

やり方:
1. 水を入れた容器にプラスチック片を入れます。
2. プラスチック片が浮くか沈むかを観察します。

結果の見方:
– 浮いたもの:ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)
– 沈んだもの:ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリスチレン(PS)、ポリエチレンテレフタラート(PET)

この実験で、プラスチックを大きく2つのグループに分けることができます。プラスチック リサイクルの時、この情報はとても役立ちます。

3. 燃やしてみよう(大人と一緒に!)

次の実験は、プラスチックを燃やしてみることです。ただし、この実験は危険なので、必ず大人の人と一緒に行ってください。

用意するもの:
– 調べたいプラスチック片
– ピンセット
– ろうそく
– 火をつけるもの(マッチやライター)

やり方:
1. ピンセットでプラスチック片をつかみます。
2. ろうそくの炎に近づけて、燃え方や臭いを観察します。

結果の見方:
– ポリエチレン(PE):青い炎で燃え、ろうが溶けるような臭いがします。
– ポリプロピレン(PP):青い炎で燃え、甘い臭いがします。
– ポリ塩化ビニル(PVC):緑色の炎で燃え、刺激的な臭いがします。
– ポリスチレン(PS):オレンジ色の炎で燃え、甘い花の臭いがします。
– ポリエチレンテレフタラート(PET):黄色い炎で燃え、甘い臭いがします。

この実験で、プラスチックの種類をさらに細かく分けることができます。プラスチック リサイクルの現場では、このような方法で素材を見分けることがあります。

まとめ:プラスチック リサイクルのために

これらの実験を通じて、プラスチックの種類を見分ける方法を学びました。プラスチック リサイクルを効果的に行うには、このような知識が大切です。みなさんも、身の回りのプラスチック製品を観察して、どんな種類のプラスチックが使われているか考えてみてください。

プラスチックを正しく分別してリサイクルすることで、地球にやさしい生活につながります。科学の力を使って、みんなでプラスチック リサイクルに取り組んでいきましょう!